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【絵は、私の心が出くわしたことのbiography(略歴)】

 絵画のイリュージョン(遠近法や空間の表現)を否定せずに、物語(フィクション)ではない世界を描いている。私の心が出くわしたこと。その世界には質量がない。心の奥底にある場所だ。

 忘れられた風景。世界の果て。この世ともあの世ともつかない景色。魂がみたような世界。

 精神の色、魂の色、本質の色、言葉の色、音楽の色。目に見えない色をキャンバス上につなぎとめるための形。

 それらを絵の具によってキャンバスにつなぎとめる。

 本質を実存につなぎとめるために描いている。

2018.11.10

​坂口 裕美

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